やめ方と移り方

CMS を選ぶときにいちばん怖いのは、やめられなくなることです。だから、やめ方を先に決めて、ここに書いています。運営者の側から、乗り換えを妨げることはしません。

1 つのファイルに書き出す

管理画面のスペースの設定で「書き出し」を押すと、スペースの中身が 1 つの ZIP のファイルにまとまります。できたファイルは 7 日のあいだダウンロードできます。何度でも書き出せます。

中身は JSON と JSON Lines、メディアのファイルです。どの言語でも、特別な道具なしで読めます。

書き出しのファイルの中身
acme.hako.zip
├─ hako-space.json          コンテンツタイプ、ロール、Webhook の設定
├─ entries/
│  ├─ news.jsonl            1 行に 1 件のエントリー(公開中の値と下書き)
│  └─ pages.jsonl
├─ media.jsonl              メディアの属性(ファイル名、代替テキスト、タグ)
└─ media/{ID}/{ファイル名}    メディアのファイル

入るもの、入らないもの

もの書き出しのファイルに
コンテンツタイプ(名前、エンドポイント、フィールドの定義)入ります
エントリー(公開中の値と、下書き)入ります
メディア(ファイル、代替テキスト、タグ)入ります。ファイルを入れずに、属性と URL だけにもできます
ロール入ります
Webhook の送り先とイベント入ります。署名の秘密は入りません
メンバー入りません
API キー入りません
過去の版(リビジョン)入りません

メンバーと API キーは、個人の情報と秘密を含むので入れていません。移った先で、メンバーは招待し直し、API キーは作り直してください。

移す

  1. ほかの仕組みへ

    書き出したファイルを読み、移る先の形に変えて取り込みます。エントリーは 1 行に 1 件なので、少しずつ読んで変えられます。

  2. 別のスペースへ

    同じファイルから、Hako CMS の新しいスペースを作れます。本番と同じ中身で、試すためのスペースを用意するのにも使えます。

  3. 形だけを写す

    コンテンツタイプとフィールドの定義だけを、スキーマのファイルにして別のスペースに写せます。同じ形のサイトを作るときに使います。

WordPress などのほかの CMS から Hako CMS へ移す道具は、まだありません。

サービスを終えるとき

サービスを終えると決めたら、少なくとも 6 か月前にお知らせします。その間は今までどおり使え、いつでも中身を書き出せます。6 か月としたのは、移るには書き出し、別の仕組みへの取り込み、サイトのコードの書き換えが要り、お客様の承認を挟む制作会社では数か月かかるからです。